
時が流れて大事だったものが大事ではなくなり、それほど大切にしてこなかったことが大事になったりした。
変わらないことも少しはあるけど、すべては移ろっていく。
そのことに対して悲しいと思うべきなのか、寂しいと感じた方がいいのか、そういうものだと受け入れるのが正しい態度なのか、よく分からない。
ただ、ある時、ある場所に立って過去を振り返ったとき、身動きができずに立ち尽くすような気分になることがある。
それは深い感動に似ているけど少し違うものだ。
感慨といえばそれが一番近いのかもしれない。
流れゆく先の果てには何があるのか。
あるいは何もないのか。
行ってみなければ分からないから行って確かめてみよう。

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