
人はある程度年を取ると未来のことよりも過去のことを考えることが多くなる。
個人差はあるだろうけど、40とか50とかを超えるとそうなる。
先へ行くほどその傾向は強くなる。
単純に過去を懐かしむというだけでなく、あらためて考え直すことも増える。
あのときの彼女の言葉はどんな意味があったんだろうとか、自分のあの選択は間違っていたのかいなかったのかとか、そんなことだ。
ある種の過去考察とでもいおうか。
考えて答えが出るものでもないとしても、一種の楽しみといえるだろうか。
年を取ることでしか得られない数少ない褒美の一つともいえる。
繰り返し思い浮かぶ場面があって、特別な意味があるとも思えないのだけど、これってなんでだろうなと考える。
人生はなんでもない場面の積み重ねだから、その一つひとつにたいして意味などないのかもしれない。

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