
瀬戸市余床町(よどこちょう)の八劔神社(地図)。
瀬戸の果てではないのだけど、ずいぶん奥まったところにある集落だ。
奥行きでいえば上半田川とか下半田川の方が奥地なのだけど、余床はそれ以上進めない行き止まりのようなところにある。
いつどんな人たちが最初にここで暮らそうと思ったのだろう。
江戸時代以前から集落はあったようだから、奈良とか平安時代ではなく、もっと古いんじゃないだろうか。
なんかワケありような気がしないでもない。
八劔神社は武内社と呼ばれることもあったようで、そのあたりも気になった。
いろいろ分からないことばかりなのだけど、分かることについては名古屋神社ガイドの八劔神社(余床町)に書いたので、よかったらそちらをお読みください。

家が尽きるところから続く細い道の入り口にはフェンスがあるのだけど、猪よけとかで、開けて中に入っていける。
猪が出るかどうかは運次第?





【アクセス】
瀬戸市コミュニティバス「東曽野農業倉庫バス停」より徒歩約40分
【駐車場】
なし
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。余床にある八劔神社、なんだか不思議な雰囲気ですね。
余床の由来ですが、律令制下の「余戸」(余部)の転の可能性があるかもしれません。山奥の立地からしてあり得るかなと個人的には見ています。
『倭名類聚抄』でも尾張国山田郡に「余部郷」がありますね。
>kkさん
コメントありがとうございます。
余床が余部から来ているかもという発想はなかったです。
なるほど、面白いですね。
確かに、和名抄の山田郡に余部(あまるべ)ありますね。
これの場所は全然特定されていないから、可能性はあるかも。
瀬戸北部には必ず古い集落と神社があったはずだから、あのあたりには引き続き注目しておきます。