今日はネットの話。
何か調べ物をしたいときや、困ったことがあればすぐにネットで検索するクセがついている。
少し前にこんなページを見つけた。
「壊れたファスナーを簡単に直す7つの裏技」 (TABI LABO)
いくつかは知っていたけど知らないこともあって、これはいいことを知ったと思った。
取っ手の部分が取れてしまうことはよくあって、クリップが代用になるというのは思いつかなかった。
ネットが普及する前は、調べ物といえば本とかテレビとかしかなく、あとは人に訊いて教えてもらっていた。
家には百科事典もあった。読みもしないのにあった。
ネットが一般的なものになって35年くらいになる。
30年前は今のようなネット世界は想像できなかった。
あの頃のネットは人と人がつながる手段でしかなかった。
今はあらゆる情報が溢れ、リアルタイムに追加され、画像もあるし動画もある。
wikiがあれば百科事典や辞書もいらない。
たいていのことはネットを調べれば情報を得られる時代だ。
簡単に答えが得られるようになって調べる力だとか創意工夫する力が弱まっていることは確かだろうけど、今更後戻りはできない。
便利さと引き換えに失うものがあるのはネットに限ったことではない。
AIやVRも浸透してきた今、私たちの環境は更に大きく変化していくことになる。
その先の未来がどうなるかは想像がつかない。
ネット回線にしても、5Gの先の6G、7Gになると劇的に変わっていく。
100年後はどんなことになっているのだろう。
100年前の1924年は大正12年だった。
私は自分の人生を抜きにしても、この世界の行く末を見守りたいという思いを持っている。
自分が年を取っても、世界の変化を見られる楽しみがある。
30年前と今を比べてあの頃より幸せになったかといえば必ずしもそうではないけど、人の思惑を超えて世界は変わっていく。
私たちはそれを受け入れるしかない。
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