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もうひとつの定点観測
今週はもうひとつの定点観測をお送りします。 -
扉の両面
入り口は出口で、終わりは始まり。 玄関の扉は家の中から見れば出口だし、外から帰ってきたら入り口になる。 鉄道の終着駅は、反対方向の始発駅だ。 死はこの世界の終わりであり、あの世の始まりでもある。 一つの出来事には別の面があるということ... -
ギフト
才能はギフトだと信じている。 本人にとってだけでなく、受け手にとっても贈り物だ。 天才は究極のサービス業だとも思っている。 才能は人の役に立って初めて価値を持つもので、天才は本人の意思を超えて他人に奉仕することを半ば強いられる。 賞賛... -
答えはいらない
若い頃の自分は答えが欲しかった。 自分とは何者か、この世界の意味は何か、生きることに価値はあるのか。 そんな答えだけをひたすら求めていた。 歳を取った今は、答え? そんなもの求めちゃいねーよ、という気分だ。 投げやりではなく、大事なの... -
多様性という危うさ
多様性って、わりと危険な思想だ。 耳障りがいい言葉だし、言い訳にも攻撃に使えて便利でもある。 ただ、使いどころを間違えると凶器になりかねない。 特に弱者が武器として振り回すのは危うい。 たとえば暴力による解決も多様性の一つなどと言い出... -
勝手に紹介 ~自分の中に残った曲
旧・現身日和の中で、「勝手に紹介」と題してたくさんの好きな曲を紹介してきた。 音楽カテゴリをみたら67記事にもなっていた(遡るときは”次”をクリックしてください)。 その大部分はもう聴かなくなってしまったのだけど、自分の中に残った曲もある...