言葉– category –
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自分を欺く
獲得した偽物の善良さを重ねて本物にしていく。 嘘はどこまでいっても嘘だけど、偽物はいつか本物になれるかもしれない。 自分を騙し続けることができさえすれば。 -
つながっていない感
ここが嫌なわけではないし、どこかへ行きたいわけでもない。 ただ、この先がどこにもつながっていないような行き止まり感がある。 終点に向かっていない気さえする。 自分はどこへ行けばいいんだろう。 どこへも行けない気がしたまま進むしかないのか。 -
謝罪は取り消せる
過去の自分に謝っても届かない。 あの頃の自分を裏切っていたとしても。 未来の自分は当てにならない。 過去から見た今の自分がそうであるように。 変えられるのは今とこれからしかない。 最終的に何とかなれば、謝罪は取り消せる。 -
一番の役立たず
やる気があって能力がない人間と、能力があってやる気がない人間では、どちらがより役に立たないか? 程度問題で、どちらとも言えないのだけど、はっきり言えることは、能力もやる気もないくせに他人を馬鹿にする人間が一番役立たずということだ。 や... -
未知の自分と既知の自分
まだ知らない駄目な自分がいることは想像できるけど、みだ見たことがない良い自分は思い描けない。 何度となくそれまで知らなかった駄目な部分を知って底知れなさを思う。 未知の自分の中に良い部分を見つけることは難しい。 本当にもうないのかもし... -
ネタバレなしで
神はネタバレを嫌う。 誰かがネットでつぶやいていた言葉だ。 上手いこと言うと感心した。 世の中を騒がす災害予言のたぐいが当たらないのはそういうことかもしれない。 神は案外、予定調和が好きではないのだろう。 逆にいえば、不意打ちを好む...