
先週末、お仲間3人で三重県の神社巡りをしてきた。
その中で、思いがけず瀧原宮(地図)を訪れることになった。
初めて行ったのは2013年だった。
瀧原宮に見る原初の面影(ブログ記事)
あのときは伊勢の神宮へ行くついでに少し足を伸ばして行ってみるというものでそれほど期待していたわけではなかったのだけど、行ってみたら想像以上に良くて、時間が経つほどに印象が強まっていった。
それ以来今に至るまで、一番好きな神社はどこかと訊かれたら瀧原神宮と答えるようになった。考えるまでもなく即答する。
月日は流れ、再訪したのが今年2026年の3月のこと。
一番好きな瀧原宮を思いがけず再訪する
母の生家である三瀬谷へ行くことになり、ついでというか抱き合わせ的に訪れることにした。
名古屋から行くと三瀬谷駅の次が瀧原駅で、瀧原駅から瀧原宮までは歩いても20分ほどしかかからない(このときは母の妹の車で一緒に行った)。
そして今回が三度目ということになる。
最初に訪れたときはおそらく最初で最後になるだろうと思っていたから、三回も行くことになるとは思ってもみなかった。
縁があるところには行けるけど縁がないと行きたくても行けないというのはよくあることだ。
三度目の参拝で感じたことは、変わらなくもあり、その都度違ってもいる、というものだった。
この上なく質素で素朴、それゆえ俗っぽくない美しさがあるという印象は変わらない。
特徴がないのが特徴で、荘厳というのではなく、神聖というのも少し違っていて、清浄という言葉が一番近いんだけど、それだけでもない。
瀧原宮に似ている神社が他にあるかといえばまったく思いつかないし、伊勢の神宮とも似ているようで似ていない。
そういう意味では唯一無二の神社といういい方ができると思う。
三回の参拝で違うのは天候と時間帯だった。
一度目は9月の夕方。二度目は3月の正午頃、三度目は9月の午前中だった。
最初のときは夕景の美しさがあり、二度目は明るい陽光に照らされていた。
今回は雨模様の曇天で、暗く沈んでいたのだけど、これはこれでしっとりした風情があってよかった。
そのせいもあったのか、訪れていた人も少なく、その場に我々三人だけという瞬間が何度かあった。
それはとても贅沢な時間であった。

今回はオール広角レンズでの撮影だった。
これまでのように標準レンズではなく広角で撮ってみたかった。
結局この日は最初から最後まで広角レンズ一本だった。
普段ならつまらないところだけど、たまにはいい。





ゼロ磁場の影響があるのかないのか、表皮がねじれた杉が参道に立っている。
すべての木がそうなっているわけではなく、理由は分からない。



いよいよこれで最後の参拝になったかもしれないと思いつつ、なんとなくまた訪れることがあるかもしれないような気もしつつ、瀧原宮をあとにした。
このあと向かったのは水屋神社だったのだけど、峠越えの細い山道はなかなかスリリングだった。
つづく。

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