
何かを成さなければならないという強迫観念はどこから来るのか。
虚栄心なのか、責任感なのか、それ以外の何かなのか。
最初から何もしなくてもいいと投げやりになることが正しい態度とは思わないけど、だからといって何が何でも何者かにならなければならないという思い込みは、ある種の傲慢さではないのか。
自分を特別と思うからそんな発想になるわけで、目的と手段を掛け違えている。
人生は目標でもあり手段でもあるわけだけど、何か立派なことをしなければならないというわけでもない。
ただし、己を知り、謙虚さに至った先の目標設定が難しいことは確かだ。
自分は何者でもないと悟ったとき、人は何をすべきなのか。
地道に正しく小さくなって生きることが正解だとはいわない。
それを実践することが本来の目的でもない気がする。
生まれて生きて何かするなら、できる限りのことはしたいと思うのは人情だ。
やっぱり頑張るしかないのかなと、結局、堂々巡りは続く。

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