
日進市本郷町にある白山宮(地図)。
日進総鎮守という位置づけの神社で、日進市民の間では一番よく知られた神社だと思う。
しかし、その実体はよく分からない。
個人的にもっと疑問に思うのが、どうして”白山”だったのかということだ。
集落の氏神を選ぶときの基準がまずよく分からないのだけど、たくさんの選択肢の中から一つを選ぶということは他を選ばないということで、この地で白山を祀る必然性は何だったのかということを考えたとき、その答えがまったく浮かんでこない。
その問いの答えを誰か持っているのだろうか。
一つ手掛かりとなるのが、境内にある白山1号墳の存在だ。この古墳と白山宮が無関係ということはまずあり得ない。
この古墳の被葬者が何者かが分かればなのだけど、それまた知りようがないことだ。
歴史など詳しいことは名古屋神社ガイドの白山宮(本郷)に書いたので、よかったらそちらをお読みください。




境内社の足王社。
祭神が足名椎神(アスナヅチ)ということで足の神様とされ、サッカー関係者などに人気らしい。
ユニークなデザインの社殿も話題になり、ここを目当てに訪れる人も多いようだ。
ちょっと思ったのが、本社で祭神となっている稲田姫命(イナダヒメ)との関係だ。
足名椎神は稲田姫命の父とされる神で、その神話との関わりがあるかもしれない。





【アクセス】
名鉄バス「白山」より徒歩約5分
【駐車場】
あり
番外編につづく。
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