言葉– category –
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勧善懲悪とはいかなくても
嫌なら嫌といえばいいというのはとても残酷だ。 それは強者の論理であって、嫌と言えない弱者のものではない。 嫌と言いたくても言えない人もいるし、誰だって言えないときがある。 被害者を責めるのも酷な話で、被害者と加害者でいえば加害者が悪い... -
疑うことが大事
歴史をやる人間にとって疑うことが大事だと思っている。 通説を疑い、定説を鵜呑みにない。 それは否定することとは違う。 疑うことで考えるし調べもする。 結果として、それを肯定するかもしれないし否定することになるかもしれない。 それは自分... -
昔はよかっただって?
昔はよかったと言う人がいる。 昔はもっとエネルギッシュで寛容だったと。 けど、その寛容さと無邪気さに嫌気が差して今の時代があるんじゃないのか? セクハラもパワハラも誰も疑問に思わず、暴力も体罰も当たり前だったあの時代。 弱者は泣き寝入... -
余地はある
この世で起きることはすべてあらかじめ決まっているという考え方は嫌いだ。 それでは苦労して生きる意味がない。 我々は手探りで生きながらたくさんの失敗や間違いを犯して少しずつでも良くなろうともがいている。 その試行錯誤こそが人生だ。 全部... -
一人より二人
一人でどこへでも行けるし、一人で何でもできる。 一人で生きていくこともできるだろう。 でも、どこへ行くにしても何をやるにしても、二人の方がずっと楽しい。 やっぱり、一人より二人の方がいいと思うのだ。 二人でしかできないこともあるしね。 -
ただいままでが人生だ
旅の目的は帰ること。 行くことは目的の半分でしかない。 人生も同じだ。 死ぬことが人生の終わりではなく、帰るまでが人生なのだ。 行ってきます。 ただいま。