言葉– category –
-
寂しいけど
どんな寂しさも慣れて薄れていく。 それが寂しくもある。 けど、生きることはどうやったって寂しさを伴うもので、私たちはそれらすべての寂しさを受け入れるしかないのだろう。 寂しくても生きていける。 寂しいのが当たり前なのだと。 -
善良の種
善良さというのは、絶望の淵ギリギリで踏みとどまって初めてしんわり滲み出てくるようなものだ。 気づいたら持ってたなどという性質のものではなく、大っぴらに見せびらかしたり振り回したりするようなものでもない。 むしろバレたら恥ずかしいもので... -
つながること
孤立と孤独と孤独感はほとんど同じと思いがちだけど本質的な違いがある。 孤立や孤独はさほど問題ではない。この二つは客観的事実であり、状態でしかないから。 問題は孤独感だ。 これは主観でしかなく客観的な事実は無関係で、本人の中にしかないか... -
哲学は自前で
他人の哲学はその人固有のもので普遍性はない。 だから基本的に用をなさない。 その人に合わせて作られたオーダーメイドの服のようなもので他人には合わないからだ。 それを着こなそうと思えば自分に合わせて仕立て直さないといけない。 結局のとこ... -
生きるのは自分
運命が自分の代わりに生きてくれるわけではない。 -
キャラメイク
この世界がロールプレイング・ゲームであれば、私たちは生まれる前に自分でキャラメイクをしてきたはずだ。 限られた持ちポイントをどのパラメータに振り分けるかは自分で決められたのではないか。 知性とか体力とか運とか。 属性も決められたかもし...