
建中寺をあとにして、次に向かったのは近くにある「フレンド」という喫茶店だった(地図)。
昔ながらの町喫茶という風情で、「ファミリー喫茶」をうたっているのは初めて見た。
筒井町商店街の中では昔からある生き残りの喫茶店なんだろうと思う。
平日の昼前だったにもかかわらず、店内はかなりのにぎわいで、ほどなくして20席ほどあるテーブルはほぼ埋まった。
近所の方や近くで働いている人たち御用達といった雰囲気で、メニューも多く、味の評判もいいようだ。
ナポリタンが有名らしいけど、あえての焼きそばにしてみた。細麺で量も多く、なかなか美味しかった。
この店の近くにある「岩正手打ちうどん」の前に10人くらい行列がでてきて驚いたのだけど、なんでも創業120年を超える老舗なんだとか。
一度くらいは食べてみたい。
あと、写真を撮り忘れてしまったのだけど、「フレンド」の横にある「いろは菓子舗」で名物の夕月という饅頭を手土産に買っていった。
自分用ではなかったから食べられてないので、次は自分用に買って食べたい。

せっかくなので筒井町商店街を散策して帰ることにする。

しばらく訪れない間に筒井町商店街もだいぶ変わった感じがした。
以前はもっと薄暗いイメージだったのが、なんとなく垢抜けて明るくなった。
残っていた古い店舗などがだいぶ取り壊されてしまったのではないかと思う。
昔ながらの昭和感を残した町並みが好きだったから、少し残念に思った。


あれ? こんなところに神社が?
存在を全然知らなかったので驚いたし、ちょっと戸惑った。
こんなところに見落としていた神社があったとは。
横に湯取車と書かれた山車蔵があるから、おそらく須佐之男社(天王社)だろうと思うけど、ざっとネット検索しただけでははっきりした情報を得られなかった。
もう少し詳しく調べて名古屋神社ガイドに載せないといけない。

かつて東区には銭湯がたくさんあって、今でもまだ営業しているところが何軒かある。
写真に写っている煙突は桔梗湯のものではないかと思う。

黒門町から百人町のあたりを歩いた。
江戸時代に中下級武士の屋敷が建ち並んでいたところだ。
このあたりも以前と比べると古い建物が減って新しい家が増えた。
ただ、区画整理されないままなので、こういった細い路地がそのまま残った。

思い返してみると、前回訪れたときはまだ平成だった。
令和になった今、昭和は前の前の年号だ。昭和時代を生きていたときの明治時代に当たると考えると、そりゃあ昭和は遠くて当たり前だ。


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