友人たちと近所の神社巡りをして、引山の「お食事処 いびき」（地図）でお昼にした。
大昔からある定食屋で、昔は「いびき屋」といっていた気がする（マピオンには「いびき食堂」として載っている）。
私が物心ついた頃にはすでに古びた大衆食堂で、子供の頃はときどきカツ丼とかを出前してもらっていた。
それから歳月が流れ、店主は代替わりして、いつからかおしゃれ定食屋になっていた。
一緒に行った友人がお店の人たちと昔なじみで、何かの話題のときにこの店に話になって、それなら行ってみようということになった。
会話の中で、店名の由来について訊ねたら、猪子石と引山をあわせて「いびき」なんだそうだ。何十年ぶりというか初めて知る事実だった。それは想像していなかった。
古くからある丼や麺の単品メニューの他に、現在のメインともいえる3種の定食がある。
雪、月、花の中で、今回は花を選んだ。
写真には写っていないけど、ミニ丼の麺類か味噌汁が選べる。
これで1,200円はなかなかだ。
ボリューム的にもたっぷりで、ランチではなく夕食でもいい。
すごくローカルなところで地元の人たちに支えられてここまでやってきたのだろうけど、今はネットで情報を拡散したり得たりできるので、もしかすると遠くから訪れるお客さんもいるのかもしれない。
食べログのコメントも概ね好意的で好評だ。
駐車場は広くないものの、店の横に6台分ある。
座席数もけっこうあるし、人気店というわけではないので昼時でもすぐに食べられるはずだ。
日曜休みなので、その点はご注意を。
地元にしか知られていない穴場の店はたくさんあるのだろうけど、ここもそういった店の一つだ。
ぜひ一度訪れてみてください。
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