
友人たちと岐阜県郡上白鳥にある阿弥陀ヶ滝(地図)へ行ってきた。
誘われるまでそんな滝の存在を知らなかったのだけど、東海一の名瀑(自称)というなら一度は見てみたいと思った。
滝といえば養老の滝が思い浮かぶのだけど、養老の滝が落差30メートルに対して阿弥陀ヶ滝は60メートルなので規模としては倍だ。
実際に目にしてみると、なかなかのスケール感と迫力だった。
なるほどこれは見事なものだと。
ちなみに、日光の華厳の滝は落差97メートルで、落差日本一の称名滝(しょうみょうだき)は350メートルらしい。
称名滝は富山県の山の中なので、思い立ってふらっと見にいくのは難しそうだ。
華厳の滝は二度くらい見てるけど、見る位置が遠いのがちょっと残念ではある。
一番身近な滝というと、瀬戸市岩屋堂の瀬戸大滝だ。落差17メートルと規模は小さいものの、気軽に見にいけるので個人的には気に入っている。滝の水撮影もよくやった。
阿弥陀ヶ滝の由来は諸説あるようだけど、室町時代に白山中宮長瀧寺の僧が護摩修行中に阿弥陀如来が現れたことから名づけられたというのが通説として語られる。
ただ、室町時代まで名前がなかったとも思えず、もっと古くから知られていて何らかの呼び名はあっただろう。
夏休みも終わった平日にもかかわらず、けっこうな人が訪れていたからわりと知られる存在のようだ。
外国人もいた。






阿弥陀ヶ滝を訪れたもう一つの理由は、流しそうめんを食べることだった。
滝へ行く途中に阿弥陀ヶ滝荘(インスタ・サイト)という流しそうめんの店がある。
本当かどうか分からないけど、流しそうめん発祥の店をうたっている。

一人850円(小学生以下600円)で流しそうめんが食べ放題というシステムになっている。
流しそうめんというか回りそうめんで、けっこう頻繁に流れてくるので待ち時間は短い。
食べ放題といっても、おなかの限界よりもめんつゆの限界の方が先に来る。
食べるほどにどんどん薄まっていって、味がなくなったらおしまいだ。
知っている人なら最初からしっかり水切りをするだろう。
麺はややかための細麺でのど越しもよく美味しい。
流しそうめんなんて自分ではできない(やろうと思わない)し、食べる楽しみも入れたら850円は高くない。
かなりの人気店のようで、店へ向かう途中ほとんど人の気配がなかったのに店に着いたら混み合っていたので驚いた。9月の平日だし、貸し切り状態くらいかと思ったら大間違いだった。
皆さん、わざわざあんな山奥まで流しそうめんを食べに行くのだろうか。
ちょっとしたアドバイスとしては、駐車場が500円と書いてあるところを過ぎて少し先まで行くと10台分くらいの無料駐車場がある。そちらの方が店に近くて歩く距離も短い。
めんつゆを持ち込んで見つかると退場になるので気をつけて。

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