良い人と悪い人を比べれば、それは良い人間の方がましに決まっている。
けど、良い人であることが必ずしも正しいとは限らない。
良い人であろうとする努力は、本人の頑張りに比してあまり報われない。
そのあり方はもしかしたら間違っているかもしれない。
多くの人が勘違いしているのは、悪いことをしなければ良い人間だと思い込むことだ。
悪いことも良いこともしなければ、それは単に良くも悪くもない人間だ。
良い人というのは結局のところ良いことをする人間のことだ。
だから、良い人であろうとするならば、良い行いをしなければならないということになる。
良い人間か悪い人間かは他人が決めることで、自分が思うことではない。
どんな人間も、良いこともするし悪いこともする。
ほとんど程度の問題でしかなく、良い行いをたくさんすれば相対的に良い人という評価になるだけだ。
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