欲しいものや買いたいものはいつでもたくさんある。
でも、それらを全部買えるほどのお金はない。
必然的に何かをあきらめなければならない。
誰だってそうだろう(一部の例外を除いて)。
何を買って何を買わないか、優先順位を決める。
けど、往々にしての判断を誤る。
本当は買うべきものを後回しにして、買わなくていいものを買ってしまったりする。
人は一番欲しいものから順番に買うわけではない。
一つの判断として、現状を前に進めるものをまず買うというのがある。
買い換えよりもまだ持っていないものを買うとか、それを買うことで何かを始められるといったものだ。
たとえば予算が1万円だから2千円のものを5つ買うというよりも、1万2千円だけどそれを買った方がはかどるというのであれば、少し無理をしてもそれを買ってしまった方がいい。
たぶんその方が後悔が小さい。
今一番欲しいものを買うというよりも、事態が展開していくものを買った方が前進していく。
そういう判断基準で考えて買うものを選んだ方が結局のところ幸せになれる気がする。
前へ進めていくことで欲しかったものがこぼれ落ちていくこともある。
同じところにずっととどまっているのが一番よくない。
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