身代わりであるということ

 自分たちは生きられなかった人たちの代わりに生きているということを忘れがちだ。
 未来へ希望を託していった人たちの遺志を受け継いでもいる。
 自分が反対の立場だったらと想像してみる。
 せっかく生きられているのに不平不満ばかり口にしてダラダラ目的もなく過ごしている人を見たらどう思うだろう。
 きっと腹が立つはずだ。
 そんななら自分と代われと思う。
 私たちは彼らの分もしっかり生きなければならない。
 何も成し遂げられなかったとしても、自分ができる精一杯を示す必要がある。
 あの世で会ったときに、胸を張ってありがとうと言えるように。


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