苦手は好機

　最初からできることもあれば、どれだけ頑張ってもできないこともある。
　何事においても個人差があり、誰でも得手不得手がある。

　自分の得意なことだけをやって生きられればいいけど、たいていそうはいかない。
　苦手なこともやらないといけない。

　けど、考えようによっては苦手は好機でもある。
　それまでできなかったことができるようになるのは嬉しいことだからだ。
　それで世界が広がることもある。

　むしろ苦手なことを克服していくことこそが幸せにつながるのではないか。
　どれだけ努力してできるようにならないこともあるけど、それもたぶん無駄ではなく、どこか別のところにつながっていく。
　簡単にできることだけやる人生は案外つまらないかもしれない。