
音楽ネタを最近やってなくて、けっこう気になっていた。そろそろやらないとと思いつつ、時間が流れた。
全開の「TOKIOの『太陽と砂漠のバラ』をずっと覚えている」は番外編だったけど、あれですら7月4日で、通常の勝手に紹介シリーズとなると、去年2024年11月の「勝手に紹介 ~既出サーティスト(初出も)の新曲紹介」まで遡ることになる。
ここのところあまり音楽を聴いていないこともあって、だいぶ置いていかれた感がある。最近の流行とかも全然ついていけていない。
曲を耳にするのはドラマやアニメの主題歌とYouTubeくらいになっている。YouTubeが今のようでなければ全然分からなくなっていた。
それでも、まったく離れていたというわけではなくて、YouTubeを見ているとオススメに上がってきたりするので、お気に入りのアーティストに関してはある程度追えていた。
ただ、新規開拓はまったくできていない。
そんなわけなので、自分のための覚え書きを兼ねつつ、好きなアーティストの最近の曲を勝手に紹介するというのが今日の記事なのです。
「汐れいら – センチメンタル・キス / THE FIRST TAKE」
やっと辿り着いた汐れいらTHE FIRST TAKE。
本人も冒頭で語っているように、待っていましたという人も多かったはずだ。
THE FIRST TAKEは今や一種のステータスになっていて、ここに呼ばれるとメジャーの仲間入りといっていいのではないかと思う。
それぞれのチャンネル登録者数とは桁違いで、聴かれる機会も多くなる。
選考の基準はよく分からないけど、やるなというセレクトが多い。
そろそろTOMOOもお願いしますと言いたい。もう遅いくらいだ(個人的には『Cinderella』と『17』をリクエスト)。
だいたい持ち歌2曲のパターンが多くて、汐れいらのもう一曲は新曲の「ハレの日に」だった。
汐れいらのこれからは、自身の出世作になった「センチメンタル・キス」を超えられるかどうかにかかっている。
奥華子 – ガーネット / THE FIRST TAKE
奥華子も今頃かと思うけど、THE FIRST TAKE登場は嬉しいところ。
もう一曲の「変わらないもの」の方が代表曲になるだろうけど、私はどちらかというと「ガーネット」の方が好きだ。
なんか、懐かしい気持ちになって、あの頃の感覚が蘇る。
生歌の一発撮りで、少し音を外している気がするけど、奥華子のの曲は高度なテクニックで歌うようなものではないから、これくらい素朴なのがちょうどいい。
「「分離する肌色」山形りお (2025.10.14@歌舞伎町公認ストリートライブ)」
山形りおは『月とシャンプー』がすごく好きで、もっととっくに売れると思ったらそうならなかった。
絶対いいと思うんだけど、業界の人の目(耳)に止まってないのだろうか。
この動画なども、9日前で49回視聴と、驚く再生回数になっている。素人の歌ってみた動画より少ないではないか。
売れる売れないはともなく、もっと広く聴かれるべきアーティストだと思うから、ずっと続けて欲しい。
ドラマの主題歌に採用されたりすると一気に跳ねるような予感はあるのだけど。
「にしな – 輪廻【Official Video】」
にしなは安定期に入ったというか、ここのところちょっと天才性が影を潜めているように感じる。
「ダーリン」や「青藍遊泳」レベルを毎回というのは難しいだろうけど、もっともっと超えていけるはずだから、今後も期待しながら待ちたい。
新曲の『パンダガール』は個人的に好みではなかった。こういうポップ調のにしなが好きな人もいるだろうけど。
「ヨルシカ – 修羅(OFFICIAL VIDEO)」
ヨルシカは何を聴いてもヨルシカだ。
良くも悪くも安定している。
第一印象からいいし、それは変わらないのだけど、繰り返し聴きたいとは思えない。
歌詞の繰り返しが多いのがくどいと感じる。
「羊文学 – Feel (Official Music Video)」
羊文学の曲も、聴いた瞬間に羊文学だと分かる。サウンド全体がもはや羊文学で、他の誰とも似ていない。
オリジナルということはそれだけで価値がある。
でもやっぱりヨルシカのように繰り返し聴きたいとは思わない。
「アイナ・ジ・エンド – 革命道中 – On The Way / THE FIRST TAKE」
アイナ・ジ・エンドはBiSH時代から歌唱には定評があったのだけど、BiSH自体がコアなファンに支えられていてそれほどメジャーではなかったから、アイナ・ジ・エンドのことを知る人も限定的だった。
BiSH解散後のアイナ・ジ・エンドの快進撃をBiSHファンはどれくらい予感していたのだろう。
今や引く手あまたで、あちこちで耳にすることになった。
歌唱は表現なんだとあらためて思い知る。
音程が安定しているとかは当然として、歌唱力ってこういうことをいうんだなと。
聴き手側だけでなく使い手側もアイナ・ジ・エンドを使いたいと思うだろう。
「冨岡 愛 – 強く儚い者たち (Music Video)」
富岡愛もだいぶメジャーになってきた。
でもなんだろう、何かが足りない気がする。
ほんのささいな何か。でも、重要な何かが。
「Laura day romance / heart (official music video)」
井上花月さんの歌声がとても好きで、それを聴いているだけで幸せな感じがする。
Laura day romanceはもっと売れてほしいような、今くらいがちょうどいいような、少し複雑な気持ちでいる。
でもやっぱり、もっと知られて欲しいかな。
「文藝天国「μεταμορπηοςε」 (Music Film)」
YouTubeへの動画アップが2年前で止まっていて、活動停止してしまったんじゃないかと心配していたら、3ヶ月前に突然新曲が上がってきてびっくりした。
文藝天国にはまだまだいい曲を作っていって欲しい。
私が人に好きなアーティストは誰かと訊かれたら、にしな、汐れいら、Laura day romance、文藝天国と答える。
「ハッピーエンド / back number full covered by 春茶」
カバー系のアーティストの中で春茶が一番好きだ。
歌ってみたとかカラオケとは一線を画すレベルで、もはや正式なカバーと呼んで差し支えないのではないか。
オリジナルに勝るカバーはないというのが私の考えなのだけど、春茶のカバーを聴くと、その思い込みは捨てた方がいいかもしれないと思えてくる。
『灰色と青』もすごくよかった。
「劇場用実写映画『秒速5センチメートル』予告2|主題歌 米津玄師「1991」」
これはオマケ。
実写版の『秒速5センチメートル』は10月10日に劇場公開されているから観たいのだけど、映画館に見にいくのはちょっと恥ずかしいから控えている。
オリジナルアニメ版は、新海誠監督の出世作であり最高傑作だと個人的には思っている。『君の名は。』やその後の作品もいいのだけど、やっぱり『秒速5センチメートル』が一番好きだと思う。
内容は重ためでつらい話ではあるのだけど、あの作品の中には生きていくための希望のようなものがある。人生はそんなに悪くないと思える。
それはきっと、私自身が求めてやまない日常の中のキラキラがちりばめられているからだ。

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