その先の光

 お先真っ暗な時代の向こうに小さな明かりが見えたなら、人は否も応もなくそちらへ向かっていく。
 正しいとか間違いとかは関係なしに、本能的にそうするということだ。
 たとえその光が幻であっても。

 先頭で明かりを掲げる人間はいつの時代にもいた。
 未来が光り輝いていることはなくても、未来に光はある。
 これまでもそうだったように、これからもそうだ。

 光に導かれるように私たちは進む。
 それはきっと間違いではない。


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