あらかじめ定められた運命みたいなものはあると思う。
人生は広大な荒野を当てもなく彷徨うような無秩序なものではない。
たとえるならそれは、道とかナビのルートのようなものだ。
決まっているといえば決まっているし、決まっていないといえば決まっていない。
もし人生が下書きをなぞって色を塗るだけなら意味はない。
行く道も方向も変更可能でなければ生きる価値はない。
運命は何もせず普通に生きるだけでは変えられない。
強い意志を持って運命に抗ってこそ変えられるものだ。
運命に従うことはある種の敗北を意味する。
誰も思い通りには生きられない。
でも、戦わなければ何も起こらない。
結果はともかくとして、運命は打ち克つべきもので、従わなければいけないものではない。
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