瀬戸市小金町(おがねちょう)にある金神社(こがねじんじゃ)を訪ねた(地図)。
名鉄瀬戸線「瀬戸市役所前駅」の北の高台にこの神社はある。
もともとここにあったわけではなく、昭和19年(1944年)にこの場所に移されてきた。
元地はかつての上水野村で、現住所でいうと水北町(すいほくちょう)にあった。
詳しい歴史などについては、名古屋神社ガイドの金神社(小金町)のページに書いたので、そちらをお読みください。
いろいろ謎が多い神社で、実体がよく分からない。
『延喜式』神名帳(927年)の山田郡金神社とされているのだけど、それも確信は持てない。
何気に鳥居は神明鳥居だ。
神明社ではないのに神明鳥居のところが瀬戸は多い。
間違っているとか、分かっていなくてそうしているのではなく、ある種のメッセージにも感じられる。
分かっていてあえてそうしているということだ。
この拝殿がなんだかカッコイイ。
上に登っていって横から見ると、斜面に強引に建てられていることが分かる。
少しだけ古墳を疑ったけど、ここはそういう土地ではなくて、ただの丘陵地なのだと思う。
名前の分からない小さな祠にも神は宿っている。
【アクセス】
名鉄瀬戸線「瀬戸市役所前駅」から徒歩約6分
【駐車場】
なし
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