まっとうな感覚の人間ほど孤立し孤独を感じるものだ。
言い方を変えればまともな人間は少数派ということになる。
それはもう宿命的なものなので受け入れるより他仕方がないのだけど、そんなふうに感じている人間は案外いて、周りにもいるかもしれない。
陽気で人当たりが良くて悩みなどないように見える人も、心の中は分からない。
孤立するかどうかは社交術を身につけているかいないかの違いだけかもしれない。
孤独な魂は別の孤独な魂しか癒やせないのだろう。
それで孤独感が消えるわけではなくても慰めにはなる。
人は誰も、孤独に生まれ(一部の例外を除いて)孤独に死ぬ(一部の例外を除いて)。
孤独は特別なことじゃない。
孤独だからといって気に病むことはない。
それが風雨だから。
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